Cactiのデフォルトで作ると、MRTGと似たような感じでデータを丸めるようなRRDファイルが作られますが、ディスク容量に余裕がある場合には5分データを10年分保存しても、それほど困りません。例えば、一年前のある一日との一日グラフでの傾向比較など、データが残っていれば色々使い道があるのではないかと思います。
ラウンドロビンしてデータを丸めて小さく持つのがRRDToolの特徴ですが、その丸め処理を敢えて捨てることで、単にAPIの整備された時系列データストレージとして使うことになります。
というわけで、既に作ってしまったRRDファイルの保存サイズを変更するスクリプトです。処理内容としては、rrdtool resize コマンドを各RRDファイルに対して行います。