3年半お世話になったエクストーンを先月一杯で退職し、本日からサイバーエージェントではたらくことになりました。
エクストーンでの3年半
エクストーンには、一言で言えば「ニコニコ市場やってるよ!」という@kinoppixの言葉に釣られてほいほいと入社したわけですが、それから3年半、いわゆるサーバインフラまわりの知識を強みとして出しつつ、ウェブアプリやスマホアプリのバックエンドといったサーバサイドの開発・運用をやってきました。
ソーシャルゲームの黎明期にSAPとしてビッグウェーブに乗らせていただき何故「ブルーベリー」がブラックリストAPIで弾かれるのか頭を悩ませたり、某清涼飲料水のFacebookページアプリを作りながらGraph APIに呪詛を吐いたり、iPhoneインターネットラジオのストリーミングサーバを書くのにAACフォーマットと闘ったり、急に納期が来てEMR/Hiveを試す羽目になったり、なんか色々な事をやらせてもらいました。「幅の広さ」こそが本質的な自分の「売りポイント」と自認している中で、さらにその幅を広げるきっかけをたくさんいただき、まさに「お世話になりました」。
転職の理由
エクストーンの技術者というのはすごい優秀で、表に出しているプロジェクトだけでもdocomo診断ツールアプリなんてのは様々な機種の細かい動作の違いやAndroid OSに通じていないと実現できないわけです。そんな優秀な技術者の中で、サーバサイドの技術者としてより「大規模・リアルタイム」という方向性を伸ばしていかなければいけないという焦りをずっと感じていました。
もっと様々な経験を積まなければ「技術でよりたくさんの人を幸せにする」というエンジニアとしてのビジョンを実現できず、ただの器用貧乏で終わってしまってはこれまでお世話になってきた方々に顔向けができません。
結論としては、より大きなサービスを自社で提供しているところに転職することにしました。
よろしくおねがいします
久々にサーバインフラ専業という立場になり、しかも生まれて初めての千人規模の大企業なのですが、張り切って頑張っていこうと思います。
皆様今後ともどうぞよろしくおねいいたします。