SecHack365 にねんめ、募集開始です!
SecHack365は、セキュリティに関わるモノづくりができる人材 (セキュリティイノベーター) を育てるNICT主催の長期ハッカソンです。25歳以下であれば誰でも応募可能です(ただし費用全額補助は学生のみ)。
昨年度は、358人の応募者の中から小・中学生を含む47人を選考して、一年間割とフラットにグループを組んだりソロだったりで各自のテーマで何かを実現してもらい、3月にその成果を発表してもらいました。
今年度はちょっと趣向を変えて、トレーナーのサポート方法が異なる3つのコース制を採用しました。
■表現駆動コース
まず最初に、「興味があるもの」や「作りたいもの」を発表や議論を通じて表現し、練りあげながら進めるコースです。表現したものに対して、いろいろな人からのフィードバックを集めて、作品として仕上げていきます。進捗や課題等も定期的に発表、議論をして、作品作りを進めてもらいます。
■思索駆動コース
身の回りにある、「ちょっと気になるささいな問題」にまなざしを向けるところから始め、その問題の解決をじっくり考えながら進めるコースです。思索と対話の繰り返しを通して、「問題の解決を実現できるサービスやシステム」を考案し、試作、実装、ローンチまで漕ぎ着ける根性が求められます。
■開発駆動コース
興味ある技術や作りたいものに対して、早速開発を始めるコースです。
まずは興味ある技術や自身が作りたいものを作ります。もしくはトレーナーの判断で勉強から始めてもらう場合もあります。
私自身は主に開発駆動コースで、クラウドやウェブシステムまわりで何かを実現したい人をサポートしていきます。IoTとかもいけます。
特にサーバーレスでセキュアなシステム作りたい人とかも積極的に募集です。
様々な講義を通じて学習機会を提供するセキュリティ・キャンプと大きく異なり、自分の作りたいものを見いだし、私達トレーナーがサポートをするなかで、各自が1年を掛けてそれを実現するという自発的な活動に重きを置く「長期ハッカソン」です。合う合わないもありますが、興味を持たれた方はぜひ応募お待ちしています。
応募締め切りは4月20日ですが、まずは課題フォームを申し込んでみてください。
≫ SecHack365 – セキュリティの未来を生み出すU-25ハッカソン「セックハック365」
そうそう、昨年度(1期)修了者のレビューやコメントがチャレログに集まっているので、是非こちらもどうぞ。
来週末 4/15(日) に秋葉原で行われるイベント「SECHACKCON2018(セチャコン2018)」でも、昨年度の成果物展示や、実際にトレーナーや修了者と相談できる相談コーナーがあるので、こちらもお近くの方は是非お越しください。