- 作者: 石田健亮,岸本康二,仲山昌宏,吉田雄哉,渡辺一宏,ニフティ株式会社
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2012/02/21
- メディア: 大型本
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想定読者層は、「社内でサーバをそれなりに抱えているけどハードウェアのメンテも大変だしそろそろ外出しして楽になりたいなー」と感じている社内サーバエンジニアさんですが、既に専用サーバ等を借りているようなコンシューマ向けサービスのインフラエンジニア層の方でも何かの発見があるような内容になっていればと思います。
なお、全体の目次は翔泳社さんの書籍紹介ページで見られます。
今回は、監視周りをごっそり書かせて頂きました。
4章でニフティクラウド標準機能の監視サービスを紹介しつつ、やっぱりこれだけでは物足りないので、9章でZabbixやMuninも使ってみようという流れです。もちろんNagios、Cacti、Ganglia、CloudForecastといった、おなじみの監視ツールについても、それぞれの向き不向きと合わせて紹介していますが、今回は手軽さ・見た目重視でこの二つ(Zabbix+Munin)を選択しました。
ZabbixもMuninも「現時点でもっとも簡単に使い始められるハウツー記事」になっていると自負しています。その一方で、パスワード変更など普通のハウツー記事で省略されがちだけれども抜くべきではない手順もきっちり抑えているつもりです。Zabbixでウェブ監視を設定してアラートメールを送るまで、ゆっくり手順を追っても30分も掛かりません。Muninに至ってはタイトルの通り15分(※うち10分は待ち時間)で終わりです。なんだ監視ってこんな簡単に始められるんじゃん!!と感じて頂ければ至上の喜びです。
(このブログを読んでいるような方にはあまり居ないと思いますが)「監視?サーバ落ちてたらどうせ連絡来るし何からやっていいかイメージ掴めないし」とか思いつつなかなか一歩が踏み出せないような方は、是非ともこの本を買ってサーバ監視を始めてみましょう!